人の行く 裏に道あり花の山
投資の世界において、有名な格言ですね。
「人の行く裏に道あり花の山」
私の大好きな言葉です。
簡単に現代語訳すると「きれいな花を見に山に行くならば、誰もいかないような裏道を行ったほうが良い。」となります。
「人と同じことをしていてはダメ。みんなが行かないようなところに、綺麗な花が咲いている。」といった教えが込められた格言です。
私の『圧倒的自己責任論』
私は人と違うことをするのが大好きです。
いえ、そうあろうとしているのかもしれません。
私、根は真面目な子なんです。
幼稚園から小学校低学年の頃、他人の言うことを素直に聞いていました。
オトナの言うことに従うだけで褒められる世界。チョロいです。
しかし、素直で常識やルールを守る子供は「子供の世界」でたいてい損をします。
得をするのはルールを守らない子供です。好きなだけ暴れまわっておいて、幼さゆえに、責任なんてとることはできず「メンゴメンゴ(笑)」でおしまい。
私はそういった世界の在り方に、疑問を、理不尽さを強く感じていました。
だからと言って、私自身がいたずらに秩序を乱す存在になったり、他人を傷つけて利益を追い求めるのは違う。それは非常にダンディでない選択であり、私の信条に反することだと感じていました。
その中で出した答えが「大きな責任を背負う代わりに、大きな自由を手に入れよう」というものです。
孤高で、誰よりも自由で、なにものにも囚われず自分の信じる道を征く男。
誰の邪魔もしない代わり、誰にも邪魔はさせない。
自らの信じるところを押し通す。
その行いで被る不利益は全てを引き受けよう。
そして、及ばざれば、いつなりと野垂れ死ぬ。
すてき。
圧倒的自己責任。
世界に逆張り
それからというもの、「花の山」を目指し「人の行く裏の道」を選び続けました。
みんなが地元の中学校に行くというので、私は県外の中学校へ。
みんなが野球部やサッカー部に入るので、私はアメリカンフットボール部に。
みんなが受験で入学するので、私は推薦で入学を。
みんながギターを弾きたがるので、私はベースを。
みんなが貯金を正義とするので、私は投資を正義とする。
みんなが平日なら、私はクリスマス。
みんながクリスマスなら、私は・・・平日?
もうね。最後、わけがわかりません。
この「アマノジャクマインド」を身に付け10年以上が経ちました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。By マザーテレサ
この言葉を借りるとするのならば、「思考」の段階を「性格」の段階にまで昇華させることに成功したといえるでしょう。
人と同じことをしているとソワソワしてしまいます。
代り映えのしない日常(ルーティーン)が形成されかけると、もう一人の自分からツッコミが入るのです「いや、”普通”か」と。
(忘れてましたが、このブログ、海賊と投資家の兼業を目指して始めたブログでしたね。)